【反省録】メルカリで失敗した話

 

やっちゃった...

 

家の物の整理も兼ねて、最近メルカリをはじめたんですよね

 

来年からITベンチャーで働く者としても、今をときめくメルカリを使ってみないとなあという思いも

 

初めてみたら思ったより売れるものたくさんあって、意外と配送も簡単で、るんるんなメルカリデビューを果たしたわけです

 

しかし7取引目にしてシンプルな大失敗をしました

 

2つの商品をまとめてコンビニで配送する時に宛先を取り違えてしまった

 

取り違えてしまったのはジャグリングの教本と、ふともも写真展の写真集

 

今日帰宅してふと通知を見ると、写真集側の取引相手からよく分からない商品が入っていると激オコなメッセージが

 

心臓バクバク

 

もう片方は幸いまだ配達中のため、配達中止要請を出しました

 

間違って届いたのがふとももの方じゃなくて良かった...

 

人生で初めて知らない人に対して平謝りをしました

 

初体験とかいうとポップな感じで、お前反省しとるんかってなりそうなんだけど、とても心が痛かった

 

平謝りするシーンって、飲食店でクレーム対応するときっていうイメージがあって、クレーム対応とかしたことない自分にとってはある意味貴重な経験でした

 

社会出たらいくらでもあるぞとか、あまあまぼっちゃんやなみたいな声が聞こえてきそうですが、社会に出る前に経験できてよかった

 

普段はピチピチのギャルでも、居酒屋で働いてるときはパリッと店員モードに入れてる人とかいるわけじゃないですか

 

僕はお客様に対して責任を持つという意識をしっかりもったことがなかったので、今回の件はいい勉強になったなと思いつつ、反省しております

 

取り違いに至るまで、後悔の残る思考

 

状況を説明させてください

 

今回の出品は2つとも本であったため、出品前からこれ取り違えたら怖いなという意識はあったんですよね

 

 

そして取り違えを防ぎ得た分岐が3つ

 

1つ目は包装したあとに「これ間違えそうだから袋の外側に商品名書いとくべきかな?」と考えたタイミング

 

これに関して、「外側になんか書くの良くないか」とか「ふとももって書いてあったらやばいか」とか考えてるうちに

 

「まあゆうて把握できるっしょ」な感じになってしまいスルー

 

類似商品同時配送による取り違いが発生する危険性を過小評価してしまった

 

そして2つ目はローソンで受け渡しをした時のこと

 

宛先のシールをはって、最後の最後に店員に渡す時

 

「もっかい確認させてください」って言ったんですよ僕

 

ただ、レジでそんなに時間取らせると迷惑だな、みたいな焦りがあって

 

軽く袋をタッチして「あ、大丈夫です」と渡してしまった

 

実際には確証を得られるほど確かめることはできていなかったのですが、反射的に大丈夫ですと言ってしまった手前、そのまま店をあとにしてしまいました

 

3つ目は家に帰ってから、やはり取り違えていたらどうしようと思い直したタイミング

 

ただ、さっき直前に確認したという行動実績、外は雨が降っていて家を出たくないという気持ちが

 

「まあ多分大丈夫だろー」となり、結局スルーにつながってしまいました

 

 

正常性バイアスが違和感を放置させた

 

今回の失敗はなぜ起きたのかを考えたとき、そして過去の失敗を振り返ってみた時、「正常性バイアス」というのがひとつキーワードだと思いました

 

正常性バイアス(せいじょうせいバイアス、Normalcy bias)とは、認知バイアスの一種。社会心理学災害心理学などで使用されている心理学用語で、自分にとって都合の悪い情報を無視したり、過小評価したりしてしまう人の特性のこと。 (wikipediaより) 

 

正直間違えやすそうだけど、まあ分かるだろうと状況を過小評価しましたね

 

この時気づいてはいたものの、正常性バイアスによって手を動かすまでのハードルが高くなり、気づきながらの放置に至る

 

僕の日常のちょっとした失敗はこのパターンがとても多くて、ちょっとした違和感は感じるものの、アクションする手間を本能的な言い訳でナチュラルに回避してるパターン

 

こういう時のアクションって目先の効率だけみるとマイナスになってしまうことが多いので、スルーしがちだと思うんですよね

 

仕事だと一旦手を止めて確認作業するのって、自分のもってた流れを止める感じがしてストレスあるような

 

大体後々もっと面倒になるんですけどね...

 

ちょっとした違和感を見逃さずに、頭の中で落ち着いて対話する

 

今後意識的に頑張ります

 

あとは一度確認作業しちゃってるからもっかいするわけにはいかないぞという

 

自分の小さな損を否定したくて結局大きな損になるやつですね

 

これはサンクコストバイアスと呼ぶそう

 

埋没費用(まいぼつひよう、英: sunk cost 〈サンクコスト〉)とは、事業や行為に投下した資金・労力のうち、事業や行為の撤退・縮小・中止をしても戻って来ない資金や労力のこと (wikipediaより) 

 

サンクコストバイアスとは「もう使ってしまった既に何の意味もないものによって意思決定がゆがまされること」

 

行列並んだら意外と長くて、でも20分並んじゃってるから今更他の店にも変えれない

 

結局トータルで店変えたときよりも時間かかっちゃって悲しみ、みたいな

 

 損切りの意思決定ってめっちゃ難しいですよね...

 

ただ今回の場合の損って、雨に少し濡れる、店員に対してちょっと恥ずかしいくらいなので乗り越え得た話だと思います

 

割とローリスク?なはずだったので、ローリスクな手間は迷いなく実行できるように刷り込んでいきたいと思います

 

ハイリスクなやつはちゃんと考えるけど

 

これからも失敗はすると思う

 

完全自責の失敗でうきうき気分のメルカリライフが淀んだわけですが

 

初めての経験で学びはありました

 

将来失敗しないためのちゃんと行動を変えていくしかないのです

 

うぃっす